鹿とぶつかっても大丈夫?自動車保険について解説!

こんにちは!NPO内で損害保険代理店もやっているけんた(@kentagohan)です。

最近ジビエで街おこしをしようとする地域おこし協力隊の方とよくお会いします。私が住んでいる石巻でも、牡”鹿”半島という地名の通り鹿がたくさん生息しており、鹿肉カレーといったジビエ料理を提供するカフェが数店営業しており、賑わいを見せています。

しかし、いいことだらけではないのが鹿。今日は鹿とぶつかってしまったときの車の保険について解説します。

鹿と交通事故について

鹿は元々森の中で生息をしていましたが、最近では食べ物を求め人間が住むエリアまでやってきています。鹿が農作物を食べ荒らしてしまう映像を見た事がある人も多いのではないでしょうか。そうなるとどうしても増えてくるのが交通事故です。彼ら(鹿)は、食べ物を求め車が通る道を歩いており、ぬっと道路を横切っていきます。車は遅くとも時速30km以上で走行しており、飛び出してくると避けるのが難しいのです。「鹿とぶつかった程度で車は壊れないでしょ?」そんな声が聞こえてきそうですが、侮るなかれ。東北では鹿と電車の接触事故も多いのですが、その衝撃で電車が壊れてしまうぐらい鹿は頑丈?なんです。電車が壊れるということは、車は…。言わずもがなですよね。鹿と正面衝突した場合、高い確率で全損(修理額が車両価値を超えてしまう状態)になってしまうと言われたりもします。

車両保険の種類

気をつけていても相手は飛び出してくる鹿。事故が起きる可能性はゼロではありません。「運転中鹿とぶつかってしまい、車が大破しちゃった…。」そんなとき、車の修理費は自動車保険で補償されるのでしょうか?結論から言うと、一定の条件の車両保険を付保していれば大丈夫です。ちゃんとしたってどんな内容なのでしょう。ここでは車両保険についてお話しします。

車両保険って?

車両保険とは、自動車保険のなかの補償の一部で、自分の車が傷ついてしまったときに、修理費を保険会社が支払ってくれる補償のことです。車両保険は対人賠償などといった必須の補償ではなく、保険の加入者が付保するかどうか決めることができます。車の修理には数十万かかることがよくあるので、年式にもよりますが、個人的には入っておいた方がいいかと思います。その車両保険も大きく分けると2つのタイプがあります。損保会社によって呼び方は違いますが、どの保険会社でも用意されており、一般補償(フルカバー)型と限定補償(エコノミー)型があります。

一般補償

フルカバー型ともいわれ、地震・噴火・津波を除くほぼ全ての条件で、保険金の支払いを受けることができます(特約をつければ地震等のときも補償対象になります)。今回のテーマのように鹿とぶつかったときももちろん大丈夫。その他にも前の車に衝突・スリップして電柱に激突・台風で水没、いたずらで引っ搔き傷をつけられた時も対応可能なので、とっても安心な補償です。車両保険を付けていない条件とくらべて値段は1.8倍くらいが相場です。

限定補償

その名の通り一般補償と比べて補償内容が限定されています。具体的には一般補償のカバー範囲から単独事故や、当て逃げ(ぶつけられたが、犯人の車がわからない場合)を除いた補償です。鹿との衝突は補償されません。詳しくは下記の表を見ていただきたいのですが、車以外のもの=鹿との衝突は限定補償ではカバーされないという論理です。料金は車両保険なしと比べて1.3-1.4倍ほどが相場かと思います。

補償内容早見表

補償内容 他の自動車との衝突 火災・爆発  盗難 台風・洪水・水没 いたずら 物の飛来・落下 車以外のものと衝突 転覆・墜落 当て逃げ 地震・噴火・津波
一般補償 ×
限定補償 × × × ×

 

まとめ

鹿とぶつかった時に保険金が支払われるのは、一般補償の車両保険が付保された自動車保険のみ!値段に惹かれて車両保険なしや限定補償の自動車保険になっているケースもよく見られます。自分の自動車保険が鹿とぶつかっても大丈夫な内容になっているか、一度確認してみてくださいね。

 

鹿は多くの場合群れで活動するので、一頭やり過ごしたからと言ってすぐにアクセルを踏むともう1頭と衝突する可能性が高いです。左右の茂みに注意。なによりスピードの出し過ぎには気をつけましょう。

 

それでは!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県石巻市に移住した準認定ファンドレイザーです。 NPO経営、災害、キャリア、語学、保険について興味があります。